~笑顔の力で人々を和ませる札幌の日蓮宗住職~
第133回のゲストは札幌在住の菅原義恵さん。日蓮宗の住職として小さなお寺を自ら開き、人々の心に寄り添う活動をされています。
幼い頃から「お前は坊さんになるんだぞ」と言われていたものの、一度は一般企業に就職。
5年ほど営業職を経験した後、徐々にお坊さんになりたいという思いが強くなり、修行の道へと進まれました。
穏やかな笑顔と人を和ませる温かな人柄で、多くの人に親しまれています。
僧侶としての日々と将来への種まき
*葬儀や法要など日々の仕事に加え、2050年以降を見据えた新しい取り組みを模索中
*「2050年問題」—超高齢化社会の中で、葬儀に頼らない寺院経営を目指す姿勢
*体験旅行など様々な可能性を探りながら、お寺の新しい形を創造する挑戦
開祖として自ら開いたお寺
*およそ10年前、自宅をお寺として開き、「開祖」となった経験
*「自分でやった方が楽しそう」という素直な動機から生まれた小さなお寺
*年間20〜30件の葬儀を執り行う中で、人々の人生の最期に寄り添う役割
心に残る葬儀の経験
*「亡くなったら頼むね」と言われていた親しい先輩・友人の葬儀を執り行った経験
*普段から交流のあった方との別れの儀式の中で感じた深い悲しみ
*お経を上げきることも、法話をすることも涙で困難だった心情
*100歳を超える大往生の明るい葬儀から、別れが辛い葬儀まで、様々な「送り方」の経験
座右の銘「笑う門には福来る」 義恵さんの人柄そのものを表す言葉。いつもしかめ面をしている不機嫌そうな人が苦手という素直な気持ちから、自分自身は常に笑顔でいることを心がけています。
義恵さんと接することで相手も自然と笑顔になり、場が和むという特別な「スキル」を持っているとのこと。50代とは思え*ない愛らしい笑顔は多くの人を魅了しています。
リスナーへのメッセージ お寺や仏教に興味を持つ方々の背景には、何らかの悩みや質問が隠れていると感じています。
義恵さんはそうした悩みの解消のお手伝いをしたいと考えておられます。
また、対面だけでなくオンラインでも写経の機会を提供。道具一式を送付し、Zoomで繋がりながら指導するという新しい形でのアプローチも実践されています。
リスナーの皆さんの悩みや疑問に、穏やかな笑顔で寄り添う義恵さん。
日蓮宗の教えに基づいた「妙法蓮華経」の写経を通して、心の安らぎを見つける手助けをしてくださるでしょう。
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