ハワイの風に抱かれて。愛犬6匹と歩む真理子さんの永遠の物語

ハワイの青い海と温かな陽光に抱かれたバレー・オブ・ザ・テンプルズ。そこに、愛犬6匹の写真が刻まれたエンジェル型のお墓が佇む。このお墓は、林真理子さんが50年以上にわたり愛したハワイでの暮らしと、深い愛情を注いだ愛犬たちへの想いを象徴しています。

ハワイを故郷に選んだ真理子さん

日本で生まれ育った真理子さんは、20歳の時にご家族の仕事の関係でハワイへ移住。それ以来、この島の温暖な気候と豊かな自然に魅了され、ハワイを故郷として生きてきました。「ハワイの温かさが心から好き」と語る彼女の笑顔は、島の優しい風そのものです。

愛犬たちとのかけがえのない日々

真理子さんのハワイ生活を彩るのは、14匹の愛犬たちとの思い出です。かつては秋田犬を飼うため、わざわざ秋田まで足を運んだことも。「広い庭で犬たちと過ごした時間が一番の宝物」と目を輝かせます。年齢を重ねてからはティーカップ・プードルなどの小型犬に移りましたが、愛犬への愛情は変わりません。

海洋散骨からお墓へ。心の変化

若い頃は海洋散骨を希望していた真理子さん。しかし、母を亡くした際の散骨手配で、天候やスケジュール調整の難しさを痛感します。そんな時、友人から花水恵美さんのセミナーに誘われ、バレー・オブ・ザ・テンプルズを見学。オーシャンビューテラスの絶景に心を奪われ、「ここで永眠したい」と決意しました。

愛犬6匹の写真を刻んだエンジェル型のお墓は、真理子さんの温かな人柄を映し出しています。「エミさんの丁寧な案内が心強かった」と、感謝の言葉を口にします。

花華友(はかとも)で紡ぐ新たな絆

真理子さんが参加した花華友の会は、ハワイに親戚の少ない彼女にとって特別なコミュニティとなりました。「素敵な方々の人生の物語に感動しました。将来もこの仲間たちがいてくれると思うと安心です」と笑顔で語ります。

ハワイでのお墓を考える方へ

真理子さんからのアドバイスはシンプルで心に響きます。「まずはエミさんに案内してもらって、バレー・オブ・ザ・テンプルズを見てください。実際に見ると気持ちが大きく変わります」。また、「日本の墓石とは違い、個性を表現できるデザインが素敵」と、ハワイのお墓の魅力を語ります。

安心に満ちたこれからの日々

お墓と火葬プランを整えた真理子さんは、「もう何の心配もない。人に迷惑をかけることもないのが嬉しい」と穏やかな表情を見せます。最後の準備が整ったことで、毎日を心から楽しめるようになったと言います。

ハワイの自然、愛犬たち、そして花華友の仲間たちに囲まれた真理子さんの物語は、永遠の安らぎを求める全ての方に、温かなインスピレーションを与えてくれるでしょう。